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Hima Note (不定期)

やることはあるのに暇人などこぞの誰かがひまつぶしになんか書きます。

1章

私は小さい時からいろんな約束を守って生きてきた。
神様が人を幸せにするためにした約束だって教えられて、それを守ってきた。
でも、大きくなった私はそれがおかしなことではないかと考えるようになった。
嘘や隠し事をしない──知られたくないこともある。
他人を傷つけてはいけない──傷つくかどうかは他人の勝手だ。
人間は平等──神様だけが特別か。
生き辛い。面倒くさい。自由がない。よくも神様はこんな勝手なルールを押し付けてくれやがったものである。
正義の押し付けなどそれこそ悪そのものなのだ。

そもそも、神様なんて本当に存在するのだろうか。
存在しないものを信じ、そんなものに人生を縛られるなんて悲しいだけじゃないか。
私は神を信じない。人は神など忘れて自由に生きるべきだ。つまりは神への叛逆。人間は神の加護など無くても互いに助け合えば生きていけるはずだ。

間違った正義を正すため、一人の人間が立ち上がった。

~序章~(題未定)

「遥か昔、光の神と闇の神の戦いがあった。

光の神は闇を悪とし これを滅ぼし、

人々が悪に染まらぬよう いくつかの誓いを立てさせた。

 

一、嘘や隠し事をしてはいけない。

一、いかなる手段であっても他人を傷つけてはならない。

一、人は皆平等、上に立つは神のみであり命令や強制は許されない。

(中略)

この誓いが守られる限り永遠の平和が約束されるだろう。」

 

これがこの世界において最も有名な伝承にして、世の理である。